放送開始から1ヶ月、i-dioのレビュー

2016年4月10日

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全国のラジオファンのみなさま、こんばんは。よしです。先月から一部の地域で放送が始まった「i-dio」。チューナーを無料配布しているとのことで試しにエントリーしてみたところ、届いたので開封・試聴してみました。


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チューナ、いざ開封の儀

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そもそもi-dioとは、アナログから地上デジタル放送への移行などで空いた電波を使って始まった、ラジオ+データ放送のことだそうです。docomo主体で始めたけどサービス終了をアナウンスしているnotTVと似たような放送…なのかな?
「i-dioの電波を受けてスマホへ送る」機械になるようです。最近は地デジでも同じような製品があるね。

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  • 本体
  • 説明書など書類一式

なんとシンプル!内容部はこれだけです。充電に必要なUSBケーブルやACアダプタなど、一切付属していません。…と仰々しく書かなくても、「これを持っている人は、1本くらいケーブル持ってるでしょ」っていうことだと思います。するどいな、見ぬかれてる(笑

 日本アンテナ TUVL01

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こちらがチューナ本体です。白いプラスチックでサイズは一回り大きいマッチ箱くらい、重さは実測で68gでした。
表面には電源ボタンと電源ランプが、上部にはアンテナがくっついています。電源ボタンは押す長さでiPhone用とAndroid用に化けるので注意が必要です。

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本体裏側にはこんな情報が。VHFの電波を受信して、Wi-Fiでスマホやタブレットに送ります。日本アンテナ社製なんですね。
Wi-Fiの接続に必要なSSIDやパスコードが書いてあります。これは固定値のようで、ユーザーが好きな値に変更することは出来なさそうでした。

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本体右側には給電・充電用のマイクロUSB端子があります。バッテリーを内蔵しているので充電しておけば単体で使えます。
上に書いたように、ケーブルや充電器は付属していないので自前で用意してください。

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本体左側には、外部アンテナ端子があります。イヤホンとかで使われるミニジャック端子で、市販の変換ケーブルを使えば接続できるようです。

専用アプリで聞けます

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iPhoneまたはAndroidの設定アプリで、このチューナーとスマホを接続させたら無料のアプリを起動します。
簡単な初期設定(地域設定)を済ませるとすぐに聞けるようになります。関東・甲信越のエリアでは6chで放送されいるようです。現在はどのチャンネルも無料で聞くことが出来ます。

イマイチ・ご注意ポイント

エリアがまだまだ狭すぎる

公式ページの放送エリアマップによると、ウチはエリアのほぼど真ん中にあります。にもかかわらず、室内の視聴は不可。窓辺に本体を設置していても窓を開けてなんとか受かる状態です。恐らく電波の受かりがギリギリなんでしょう。コンテンツの充実に加えて、放送エリアを広げないとなかなか難しいのではないでしょうか。

アプリのアップデートに期待

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iPhoneで視聴していますが、デビュー1ヶ月とのことでまだまだアプリが不安定です。不意に落ちたり、文字化けしたり。
また、受信電界の強度やボリュームバーの表示などもしてほしいところです。
Home画面に戻ってもバックグラウンドで再生し続けるなど、基本的な部分のアップデートにも期待したいところです。

まとめ:濃い情報で差別化を

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放送なので「ながら視聴」に強いコンテンツ作りに力を入れて欲しいと感じました。
例えば音楽を流しているときは、文字情報で曲名やアーティストを流すとか、ドライバーに役立つ天気予報や渋滞情報を常時割り込み表示させるとか。起動させて放置しておいても、どんどんコンテンツが更新されていく仕組みが理想ですねー

とはいえ、まだ始まったばかりなのでゆっくり見守りながら楽しんでいきたいと思います。ではではー



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