太陽光パネルでスマホを充電したい(測定編)
全国のアウトドア派のみなさま、防災グッズマニアのみなさま、大人の自由研究好きなみなさまこんばんは。よしです。もはやシリーズと化しつつある「太陽光ネタ」ですが、今回はどれくらいのペースで発電できているのかを実際に調べてみました。4,800円で買ってきたソーラーパネルの実力やいかに?!
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これまでのお話
さて記事が複数にわたっているので、これまでのおさらいをしておきましょう。
まず、構想をはじめた(思いついた)のが5月上旬のこと。
電子工作好きならきっとご存知の秋月電子通商で買ってきた20W級のソーラーパネル、こちらをレビューしました。
ここで発電した電力はこいつで電圧変換をして、このバッテリーに充電します。
そして今回は、先日紹介したUSB電圧・電流計を使って、どれくらいのペースで発電・充電できているのかを調べてみたいと思います。予算にしていた「1万円(ちょっと)」で実現できました。
ちなみにUSBモバイルバッテリーはこれくらいの充電時間がかかります。例えば絶えず1Aの給電ができていれば10時間弱で満充電になるっていうことです。ちなみに満タンになればiPhoneだと4.5回分の充電が可能とのこと。目標は1日にiPhoneを2台充電できればいいので、半分くらい(1Aなら5時間くらい)給電できれば目標達成とします。
室内に設置した時の発電量…0.5A
さて、前置きが長くなりましたがさっそく計ってみましょう。いま常設しているのは窓の内側で突っ張り棒を使って固定しています。これなら風で飛ばないし、配線も困らない。
雲ひとつない夏の快晴日で期待していたんだけど…平均0.5Aでした。(変換ロスを考えても)3Wちょっとしか発電できていないことになります。うーん、目標は遠い。。。
試しに窓を開けてみた…1.5A以上
ということで「窓というフィルターが悪いのではないか」と思い、開けてみました。今日もあっちぃなー
なんということでしょう!一気に発電量が3倍に上がりました!1.5A以上をコンスタントにマークしております。満充電まで7時間、iPhoneなら最高速度で急速充電できる発電量です。窓に埋め込まれた針金?が良くなかったんでしょうか。
試しに外に出してみた…1.7A以上!
人間とは欲がでるもので、「もっといけるんじゃね?」っていう衝動に駆られます。ということで、ベランダに出してみました。
なんと!さらにスコアが上がって平均1.7Aを記録しました。おそらく定格の半分、10Wくらいの発電をしてくれています。
ちなみに数秒に一瞬ですが、2Aを超えることもありました。モバイルバッテリーの入力が2A上限なのでほぼフルで充電できる瞬間もあるようです。これなら満充電まで6時間、目標達成まで3時間です!
イマイチ(ご注意)ポイント
実験は自己責任でどうぞ
私よしは電気などの知識が乏しく、これが正しいのか分かりません。ですのでこれを皆様に勧めるものではありません。実践される際は自己責任で、安全に配慮して行なってください。たかだか20Wのソーラーパネルでも、バッテリー等に集めれば大きなエネルギーとなります。過充電・過放電・ショートなど火災の原因にもなりますが、よしは責任は負いません。ご自身の判断でお願いします。また、パネルも人に当たると怪我する大きさです。屋外に出すときは風で飛ばないように固定など、最低限の安全対策をおねがいします。
(もし、致命的な欠陥を発見された方がいらっしゃいましたら、ぜひともご一報・ご教授おねがいします。)
ウチが北向きの部屋だった…
これが一番の問題なんだなぁ。。僕のウチが残念ながら北向きで、直射日光が受けられる時間帯がとっても限られています。具体的には日の出から午前11時くらいまでしか日が当たらず、あとは間接光でしかお天道様の力がもらえません。この実質3〜4時間で目標を達成させるためにはやはり1.5A以上の発電が必要になります。また、毎日晴れているわけではないので、プラスアルファの発電が出来ると真の自給自足が達成できます。
まとめ:ほぼ自給自足できています
とはいえパネル購入の8月上旬からは、「iPhoneを1台」をほぼ自給自足できています!中には曇天の日もありますが、それまでに貯めた電力でiPhoneの充電はクリア。今までは室内に設置していただけなので、今回の結果を見ながら改めて設置方法を考えたいと思います。そうすれば目標のiPhoneを2台自給自足も夢じゃないかな。ではではー
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