2年間の維持費で考える iPhone6
いよいよ発売が開始された iPhone6。いつもの如く行列や転売のニュースが目立つ中、「そろそろ買い換えようかな」とか迷っている人も多いのではないでしょうか。今回は、本体の価格や購入時の値引きだけでなく「2年間の総合的な維持費」を基準に考えてみたいと思います。
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Docomo vs au vs MVMO
今回は誠に勝手ながら、僕が今置かれている環境に合わせて解説してみたいと思います。なので、みなさんの状況によっては更なるキャンペーンが適用されたり・されなかったりすると思います。ということで今回のルールは…
「auのiPhone5(32GB)を2年間使っている僕がiPhone6(64GB)を2年間使う費用」
を基準に見ていきたいと思います。現在、通話はそれほどせず、1ヶ月あたりの通信料は3GBくらいです。そこで現在候補にしている方法は…
1.auのままiPhone6に機種変更する
思いつく、最もシンプルな方法ですね。料金プランもそのまま(LTEフラット)で、新たに書類を書いたりMNPの手続きや費用を負担する必要もないので体力的にもお手軽な方法と言えます。
2.DocomoのiPhone6にMNPする
一時よりもかなり穏やかになりましたが、MNPによる他社からの顧客獲得合戦はまだ続いています。ということで、auとはお別れ・昔使っていたDocomoに再びMNPし、キャンペーンを使うとどれほどお得に使えるのかをチェックします。
3.SIMフリーのiPhone6にIIJmioのSIMを突っ込む
説明が上の2つより若干ややこしいのですが、巷で流行りのMVMO回線で維持する方法です。上2つのキャリアが色々なキャンペーンを用意しているのに対し、こちらは殆どありません。定価購入が基本となりますが、その基本が遥かに手頃な価格に設定されています。今回はIIJmioというブランドの回線を想定します。IIJmioと聞きなれませんが、実際に使用する回線はDocomoの提供するものとなり、エリアもDocomoと同等。iOS8へのアップデートで待望のテザリングにも対応したようです。また端末がSIMフリーなので、auやソフトバンク、海外のSIMも契約さえすれば使用可能です。また、手放すときも価値が残りやすいのがこのSIMフリー端末です。
2年間使う費用はいくらになるのか
1.auのまま機種変更 133,000円
本体価格は85,320円ですが、顧客に配っているクーポンで16,200円引きとなります。ということで69,120円。
月々かかる費用は3GBの通信費と通話料無制限が13ヶ月目まで7,020円、それ以降7,776円。毎月割で-2,410円なので4,610円、5,366円となるところですが、自宅の固定回線がスマートバリュー対応なのでさらに-980円。3,630円、4,386円が24ヶ月分となります。
さらにさらに下取りなどが34,500ポイントあり、月々の通信費に2,000円ずつ充当できるらしいので全部使うと想定。
手数料など足して…69,120+3,630×13+4,386×11−34,500+2,000=132,056円/2年です。
2.DocomoにMNP 160,000円
本体価格は86,832円ですが、過去ユーザーだと10,800円引き、下取りが28,000ポイントとなります。ということで48,032円。
月々かかる費用は2GBの通信費と通話料無制限で7,020円。月々割で-3,078円なので、3,942円が24ヶ月分かかります。
3GBの通信費を補う為に13ヶ月目以降1,080円(/1GB)×11ヶ月=11,880円の1GB追加オプションを加算します。
さらにMNP手数料などを足して…48,032+3,942×24+11,880+5,400=159,920円/2年です。
3.IIJmioにMNP 150,000円+通話料
キャンペーンが無い分、計算はとっても簡単です。本体価格はApple Storeで見ると86,184円です。
月々かかる費用は4GBの通信費込みで2,398円+通話料。これが24ヶ月分かかります。
ここにMNP手数料などを足して…86,184+2,398×24+5400=149,136円+通話料/2年です。Simple is Best!
まとめ:今回はauのまま機種変更でいきます
今回は通信料の上限が統一されていないなど、キャリア毎に差があるので公平とはいえません…が、僕が使う上で選べる上で最も安いプランをそれぞれ選んでみました。結果的にauのまま機種変更に留めるのが最安となりました。通話料も込みなので月々の支払額に変動はありません。今回はこの手でいこうと思います。意外にキャリア毎にコスト差があることも注目です。
各社Webサイトを見ているだけでも料金体系やキャンペーンがまだまだ難しく、また税抜きと税込みが混ざっていたり見方が難しいですね。みなさんも目先の販売価格だけに惑わされず、縛りのある期間のトータルコストを試算をしてみてから購入に踏み切ることを強くオススメします。ではではー
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