プロジェクターを買う時のご注意ポイント

2014年4月30日

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みなさんこんばんは、よしです。皆さんのご家庭も1台や2台はお持ちかと思います、プロジェクター(笑
どんな点に気をつけて選べばいいか僕なりにまとめてみました。是非ごらんくださいませ。さぁ本日はいつもに増してマニアックですよー


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買ったのは3年前

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思い返せば3年前、まだ学生だった僕は何を思ったかコイツを購入。バイト代を貯め、生活費を切り詰め手に入れたのは、パソコン用液晶モニタなどでもお馴染みBenQのMW512。60インチの壁掛けスクリーンも付属で5.4万円ほどでした。プロジェクターで言うと入門機にあたる価格帯になります。

大っ!迫力!

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壁と本体の間を3m弱離して、およそ80インチ(幅180cm)くらいになります。自分の家にプチ映画館が出来た感じ。各色はっきり出ていて、映像に没入しちゃいます。プロジェクターをスクリーンから離せば離すほど画面は大きくなるので、買う前に投影距離も見ておこう。

入力端子と対応フォーマットをチェック

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さて本題。どんなところに目をつけて買えばいいかをメモメモ。
まずは欲しい入力端子が付いているかどうかを確認しよう。最近は専らHDMIが流行っているからコイツが付いているかどうかを見ておこう。これがあればブルーレイプレーヤーやゲーム機、カメラなんかが直接つなげる。

さらにフォーマットを見ておくこともお忘れなく。例えばこの機種はHDMIで24p入力が出来ない。映画は24枚/秒のパラパラ漫画で作られることが多く最近のブルーレイソフトだとそのまま24pで作ってあるものも多い。ただ、残念ながらプロジェクターが24p入力非対応なために、プレーヤーで60i変換しなければならないのだ。

解像度と投影の方式をチェック

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スマホやテレビと同じようにプロジェクターも色の点を大量に敷き詰めて映像を表示する。その点の数が多いほどに細かい表現が出来るわけ。このモデルは1280×800。フルHDには程遠いんだけど、実際に使ってみると数字ほど解像感は気にならない。ということで、初めての方で60インチや80インチくらいまでは1280×800くらいあればいいんでないでしょうか。

続いて投影方式なんだけど、大きく分けて2つ。「DLP」と「液晶」です。さらにそれぞれに単板式と3枚式に分けられます。これは一長一短あるのでどっちがいい、っていうのはご自身の目でお確かめくださいませ。ウチのモデルはDLPの単板モデル。良いポイントは1枚だから安い、色のズレが無い。

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ただ、白に近い色の表現が若干苦手っぽいんだ。ちょっとシャッタースピードを早めると…

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こんな写真が撮れる。説明すると長くなるんだけれど、1枚のDLP板で光の三原色を切り替えながら使っている故に起こるんだ。
これがカメラを通した時だけだといいんだけれど、時に目についてしまうことがある。白く明るいシーンで目線を変えたりマバタキをすると虹っぽく見えてしまうのだ。これをレインボーノイズとか言うらしい。

ご注意ポイント

静かにしてらんないんデス

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きれいな映像は映し出せるんだけど、副産物も出てきます。
1つ目は熱と排気音。プロジェクターの中には明るいランプが入っているんですが、こいつの排熱用にファンがついています。この「ふぁーん」っていう音と一緒に出てくる熱が、映画の静かなシーンには気なるかもしれません。
2つ目は光。写真の通り、ランプから光が漏れております。

部屋は真っ暗にしよう

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外光や照明など外からの光にめっぽう弱い。ちょっと光が差し込むと、途端に黒が黒でなくなる。なので、使用時は極力部屋を真っ暗にして使わなければならない。特にスクリーンに光が差さないように遮光カーテンなどを使おう。

音は別に出そう

機種によってはスピーカー内蔵のモデルもあるが、多くのモデルはスピーカーを別に用意したほうがいい。市販のシアター用のものを準備してもいいし、シアターヘッドホンでもいいね。ウチのようにアンプ内臓のスピーカーを置いてもOK。

まとめ:ゆっくり仕上げていこう

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特に後半は難しい話になってしまったが、家でシアタールームを作るには時間とお金がかかるということがよく分かった。最近、大型の家電量販店ではプロジェクターを暗室で展示しているところも見られる。ポチってしまう前に、ぜひともご自身の目で見て選んでいただきたい。

  • 予算と価格
  • HDMI端子と対応フォーマット
  • 解像度と投影方式
  • 投影距離と画面サイズ
  • 実際に投影した映像

このへんを見てくださいな。また、部屋の遮光や本体の動作音、光漏れはコツコツ部屋を作っていけばある程度解決できる。テレビみたいに置けばOK、というものではないので、DIYがてら少しずつ自分のシアタールームを仕上げていきたい!人にはプロジェクターはオススメです。機材選定だけでなく、設置方法や配線も試行錯誤しながら自分だけの映画館を作っていきましょう!



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