iPadで急速充電ができているのか調べてみた

2014年8月15日

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ガジェット好きなみなさん、こんばんは。よしです。今回はこんなグッズを買ってきました、「USB電流・電圧計」。いつものガジェットとUSB充電器の間に挟み込むだけで、端末にどれだけの電流が流れているかを調べられるというもの。今回はこれでいろんな充電器がキチンと仕事しているかを調べてみました。


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Amazonで690円(送料込み)

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この、お気軽にポチってしまう価格がダメなんだよなぁ(笑)改めてご紹介しますと、USB機器への電力供給量を調べるツールです。Amazonで購入しました。茶封筒に小さなジップロック袋に入った本体だけで、化粧箱には入っておらず説明書もなし。完全にホビー用途ですね。

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裏を見るとこんな表記が。どうやら3V以上で動作して、上限は8V、3Aまでで誤差は1%とのこと。基本的にUSBの供給電源は5Vと定義されていますが、万一QualcommのQuick Chargeとかで充電する際は使わないほうがいいですね。

こんな感じで挟み込んで使うよ

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使い方はとっても簡単。いつもの充電器とケーブルの間に挟み込むだけ。これで8セグ部分が光ります。数秒おきに電圧と電流が交互に表示される仕組みです。電圧が5V一定なので、電流が多いほうが充電にかかる時間が短いといえます。通常のUSB規格は0.5Aですが、それ以上の出力、本当に急速充電ができているかをチェックするにモッテコイなグッズなわけです。

色んな充電器を調べてみた

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端末やケーブル、充電器の組み合わせで電流が変わるそうで、今後いろいろなパターンで記事を書いてみたいと思います。まず今回は「端末とケーブルは固定して、いろいろな充電器を試してみたい」と思います。

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実験台になってもらう端末はiPad Airと本体に付属の純正Lightningケーブルを使います。短時間でも0.0数Aの変動があるので1分ほど様子をみて記録を取りました。それではそれぞれの結果を見てみましょう!

iPad Air付属の純正充電器(10W) 2.01A

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これは予想通りの結果ですね。ほぼ5V2Aで、10Wの急速充電ができています。 これを使うと0%からでも4〜5時間で充電が完了します。

iPhoneに付属の充電器(5W) 0.91A

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続きましてこちら。iPhone5を買った時に付属していたUSB充電器です。おおよそ4.5Wの充電ができています。ということは、純正充電器の2倍くらい充電時間がかかるということでしょう。

コンビニで買ったUSB充電器 0.93A

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多摩電子工業(型番不明)のUSB電源です。家電量販店のほか、コンビニでも売っているようです。本体には5V1Aと書いてあり、ほぼ定格で4.6W出ています。

エネループ モバイルバッテリー 0.95A

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続いては今やPanasonicに吸収されてしまった、SANYOのEneloopモバイルバッテリー KBC-L54Dです。購入から3,4年経ち、充電池がかなりヘタってきているのですが、これもほぼ定格通りで5Wです。

ANKER モバイルバッテリー 2.05A

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先日購入・開封レポートをお届けしたアンカーのモバイルバッテリーです。 最高3A出力に対応するところ2A、10Wで出力しています。きちんとQi機能がきちんと働いているようで、純正のACアダプタと同じ時間で充電ができます。

Macbook Air 1.92A

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最後はAppleのMacbook Airです。こちらも同じメーカーの組み合わせということでほぼ2A、 9.6Wで充電しています。

あまりに普通な結果だったので追加調査

PlayStation3 0.43A

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さて、これまでの調査があまりに定格通りで「実は高かった・低かった」が見つけられませんでしたので、手元にある機器で追加調査してみました。まずはゲーム機、PS3。こちらはUSB規格の定格通りで0.43A。2.2W出力ということになりました。

ブルーレイレコーダー 0.43A

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PS3の下に置いてあるのがブルーレイレコーダー、SONYのBDZ-AT950W。こちらも同じ0.43Aとなりました。まぁそもそも充電用の端子ではないのでこういう使い方はやめときましょう。

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ちなみに今回のPS3やブルーレイレコーダのような0.5Aの電源だとiPadは「充電していません」表示となり、稲妻マークは表示されません。WindowsなどPCのUSBポートも高出力に対応していないと同じ表示になるようです。実際にはごくわずかに充電しているようですが、実用的ではないので潔く高出力のUSB充電器を使いましょう。

まとめ:太陽光発電レポートやります

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さていかがだったでしょうか。今まで「USB端子があればどれも一緒でしょ」って思っていたんですが、そんなことはありませんでした。旅行などで荷物が限られる時もなるべく高出力なUSB電源を持っていきたいものです。

さてまた別の機会にはなりますが、先日ご紹介した太陽光自家発電のネタで活用したいと思います。実は設置以降 iPhoneはほぼ自家発電で使えているんですが、実際どれくらい発電できているかが分からなかったんですよね。自給自足状況と発電量をまとめてお伝えしたいと思います。お楽しみに!ではではー



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