がんばれ放送部 4 いざ取材!カメラを調整しよう2

2014年6月7日

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全力で放送部しているみなさん、こんばんは。放送部OBで自称カメラ小僧のよしです。今日は前回から引き続き、「思うような映像が撮れない!」を解決するかもしれないカメラの調整を紹介します。いってみましょうー


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前回はここまでやりました

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前回に引き続き、今回もカメラの調整について紹介します。前回は色(ホワイトバランス)を合わせるところまでご紹介しました。今回は明るさとピントを合わせたいと思います。この記事から見ている方はぜひとも前回から続けて読んでくださいな。

明るさを合わせる

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MENU → カメラ・マイクとたどると「カメラ明るさ」を調整する項目がございます。これをオートから手動調整にしてみましょう。

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オートになっているので、マニュアルに切り替えて…

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あとは左右の+、−キーをタッチして明るさを調整します。+を押すと明るく、−を押すと暗くなります。

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プラスにし過ぎると全部が明るくなって白飛びしてしまいます。

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実際に撮影したコマがこちら。完全に白くぶっ飛んでしまっています。。

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このカメラには100%ゼブラパターンを表示する機能がついているので、「シマシマに斜線が入っている部分は白飛びしていますよ」サインとなります。なので、スヌーピーにはシマシマが入らないくらいを調整すると…

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こんな感じになりました。背景のテレビこそ白飛びしていますが、主役のスヌーピーはバッチリいい明るさです。ピントが後ろのテレビに合ったままなので、ラストはコイツを整えましょう。

最後はピントを合わせよう

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カメラ・マイクの中のフォーカスをタッチ。

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マニュアルに切り替えた後、ピントを手前に動かすキー(人間マーク)をタッチします。逆に奥にピントを合わせたい場合は山マークをタッチ。何度かポンポンとタッチしているとだんだんピントが合ってきます。

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調整後のファインダーの様子がこちら。背景はしっかりボケて、手前のスヌーピーにピントが合いました。液晶モニタだけで合わせるのは少しむずかしいけれど頑張って合わせましょう。

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撮影したコマがこちら。いかがでしょう。はじめのダメダメな1枚(下)と比べるとバッチリ使える絵になったと思います。

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ビフォーアフターでみるとぜんぜん違いますねー

ご注意ポイント

マニュアルにすると全部手動です

当たり前なんですが、オートからマニュアルに切り替えると全てを人の手で操作することになります。周りがどれほど暗くなっても、色が変わっても、被写体との距離が変わってもそのまんまです。撮影に失敗しないように、バッチリ練習してから挑みましょう。

液晶モニタだけでは調整しづらい

ビデオカメラにくっついている液晶モニタだと周りの明るさや色のせいで、また画素が間引いてあるのでうまく合わせられない(肉眼では合っているのかズレているのか判断できない)ことがよくあります。ファインダーがついている機種であればそれを使うのも1つの手だけれど、ゼブラパターンやピーキングを上手く使いながらある種感覚的に合わせる部分も必要かと思います。要練習です。

まとめ:オートとマニュアルを上手く使い分けて

前回、今回と合わせて「ホワイトバランス」「明るさ」「ピント」の3種類を調整する方法をご紹介しました。
ただはじめ言った通り、オートも十分に使えるのでまずは上手くいかない部分だけ、ズレては困る部分だけから調整するようにしましょう。また別記事でご紹介しようと思いますが、ゼブラパターンやピーキングなど調整結果を確認する機能や、目的の部分にピントや明るさを調整するお手軽機能も備わっています。
無理しない限りでいい感じの映像が撮れるよう、がんばっていきましょう!ではではー



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