がんばれ放送部 3 いざ取材!カメラを調整しよう1
放送部員のみなさん、こんばんは。よしです。「がんばれ放送部」シリーズも早いもので第3回、今回はいざ取材現場で上手く撮れない!そんな事がないように現場で行うカメラ調整をご紹介します。
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とは言え、オートでもそこそこ撮れる
さぁ、取材場所までやってきました。三脚を立ててカメラをセットして。後はほんとカメラがとっても賢いので、全部カメラまかせでも特に不自由なく撮影できてしまうんだな。
テスト環境はこんな感じ。机の上にカメラと被写体のスヌーピーを置いた。後ろは電源の入っていないテレビね。
カメラ越しに見るとこんな感じ。ここで「おまかせオート撮影」機能(画面右下のアイコン)をONにして撮影したものが、
これです。なんとも問題なくキレイに撮れております。色も、明るさも、ピントもバッチリきています。このまま使っても全く問題ありません。
ただ、そんな現場ばかりじゃない
さて、説明材料を整えるためにも後ろのテレビをONにしてみます。映すのはいつもおなじみ、僕のブログですw
するとどうしたことでしょう。。オート(カメラまかせ)のままではカメラ越しにはこんな映像になってしまいました!
スヌーピーが撮りたいのに、ピントが合っていません。映像も何だか暗いし、色も変です。このままでは取材が続けられません。
撮影したものを見ても、これでは使い物になりません。これは色と明るさ、ピントが全てテレビに合ってしまったことが原因です。
今回と次回の2回で、これをイイ感じに調整していきましょう。
調整項目は全て「カメラ・マイク」
MENUの中に「カメラ・マイク」があります。今日はコレをいろいろいじくってみましょう。
色=ホワイトバランス
まずは色を調整しましょう。オートになっているホワイトバランスを手動設定します。
オートが選ばれていますが、右端の三角と四角を合わせたアイコン(ワンプッシュ)をタッチします。
さてここで、 真っ白な紙をスヌーピーの前に出します。カメラの映像が真っ白になるように出しましょう。
そのままSETキーをタッチするとホワイトバランスが設定され、色が変わります。
その結果がこちら。燃えるように赤かったスヌーピーが落ち着いた色に戻りました。白い紙を使って、「白はコレだよ」とカメラに教えてやるわけです。
実際にカメラで撮ったコマがこちら。明るさとピントはまだ後ろのテレビに合ったままですが、色はスヌーピーに合いましたね。
まとめ:色はホワイトバランスで取ろう
ホワイトバランス調整、分かりましたか?こうやって固定しておけば周りの色に左右されること無く撮影することができます。勝手に色が変わることもありません。ドキュメントのインタビューでも、ドラマの1シーンでも、途中で色が勝手に変わったら編集の時困るもんね。
ただ気をつけなければならないのが、野外の撮影で日没が近づいてきたりと環境光が大きく変わると、オートではイイ感じに追従していた色が固定されたままになります。ということで、もちろん映像の色も大きく変わってきます。時にはオート、時にはマニュアルで必要に応じてホワイトバランスを取り直しながら撮影を進めましょう。
では次回はこの続き、明るさとピントの調整をしてみましょう。お楽しみにー
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