iMacのメモリを追加しよう
Apple製品使いのみなさんこんばんは、Appleのマジックにどっぷりハマっているよしです。僕のメインマシンはご覧のとおりAppleのiMacです。27インチの大きい画面でとっても重宝しております。ただ最近動きが鈍いんだよなぁ…ということでメモリ増設に挑戦してみました。
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いままでは8GBで使ってました
買ったままの構成で8GBのメモリで使っていました。4つのスロットが使える中、2つのスロットに4GBずつで合計8GBですな。
当初はこれでもサクサク、問題なーしだったんです。近頃はブログ用含めて写真を沢山撮ったり、ちょいと負荷のかかる作業をする機会が増えてきたり、複数の同時ログインをすることもあり、アプリケーションの切り替えなど待ち時間が増えてきたように思うんだ。
Mac OSについている「アクティビティモニタ」というソフトでメモリの使用率を見たのがこちら。Windowsでいう、タスクマネージャーでしょうか。気になるのは「使用済みメモリ」の欄。OS含め、各アプリケーションが占有したメモリ領域らしく、その値7.99GB!8GBをもうフルフルに使い切っている感じがあります。今回はこの「空き」の2スロットにメモリを増設してみようと思います。
メモリ増設はこんな方へオススメ
普段からパソコンはワードとエクセル、たまにネット、という方はメモリ増設は要らないと思います。例えば、
- 動画や音声、写真などファイルサイズの大きい物を扱う人
- ネットをしながら音楽を聞く、といったように複数のアプリケーションを同時に使う人
といったようなヘビーな方はどれほどメモリを使っているかをチェックすることをオススメします。例えば動画の編集ソフトなどはその最たるもので、あっと言う間にメモリを食いつぶしていきます。たくさんのビデオやオーディオファイルを一度に開くからね。WindowsもMacもスワップの機能があるので、いきなり使えなくなることは無いけれど、やっぱりメモリが少ないとストレスになるんだな。
ほとんどのデスクトップPCや、多くのノートパソコンでメモリの交換や増設が出来るように作ってあります。予算があれば是非ご検討を。
パソコンに合ったものを買ってこよう
改めると僕の機種は「iMac 27インチ Late2012」とかいうモデル。DDR3で1600MHz駆動する、204ピンのノートパソコン用のものがこいつで使えます。
例えば、駆動周波数が違うと性能の悪い方でしか動かなかったり(そもそも使えなかったり)、通常デスクトップ用として売られている240ピンのものはサイズが違うから使えない、など種類がたくさんあるので間違えないように買ってきましょう。また、機種ごとに「最高で何GBまで認識できる」上限が決まっています。それ以上搭載するとサポートの対象外になるので、一度取り説を確認して、何ならそれを持ってお店に行こう。
今回はシリコンパワーとかいうメーカーのSP016GBSTU160N22を買ってきました。 調べたとおり、DDR3-SDRAM PC3-12800 SO-DIMM(204ピン)の規格のもの。8GBメモリを2枚、合計16GBを買ってきました。
今回僕が購入したメモリモジュールの購入はこちら
ではいよいよ増設します
そんなに難しくはないので、恐れずいきましょう。まずはMacをシステム終了して、ケーブルを全部外します。もしかするとまだメモリが熱いかもしれないので、しばらく放置してもOKです。
1.置きます
作業する台の上にバスタオルを敷いて…
iMac本体を液晶画面を下にして置きます。
2.開けます
スタンドの裏側、電源ポートの上にフタが見えまして…
電源ポートにはボタンが付いています。はっはーん、電源コードを抜かないと開かない仕組みなんだな、さすがアップル。これをグイッと押すと…
フタがパコッと外れます。
3.差し込みます
すると、いとも簡単にメモリモジュールとご対面です。はじめ確認したように、すでに4GBが2枚刺さっています。
ここで念の為に体の静電気を逃しておきましょう。既設のやつ含めて「パチっ」となるとお亡くなりになります。左右のストッパーを外側へ緩めると…
ビヨン、と上がってきます。これで端子の固定が解除されました。余談だけど、エルピーダのメモリが刺さっています。複雑な気持ちです。
端子は手で触らないように気をつけてね。メモリの端子に切り欠きがあるのがわかります。真ん中よりちょっと左側です。差し込むスロットも覗きこんで、裏表の向きを間違えないように…
差し込みます。軽く押しこむとサクッと入るのが分かります。
昔、スーパーファミコンのカセットを差し込むようなそんな感じです。スーパーマリオRPG、ハマったなぁw
あとは逆の手順で元に戻しましょう。お疲れ様。
作業はおしまい!確認しよう
電源を入れてOSが立ち上がればOKです。もし立ち上がらなかったりエラーが出たら、落ち着いて接触などを再確認して下さい。
特に設定はなく4GB+4GB+8GB+8GBの「24GB」が認識されました! やったね。チェックも兼ねてしばらく使ってみると…
なんと使用済みメモリが20GB弱になっています。アプリケーションが専有しているだけでも8GB弱。最近のOSやアプリはフンダンにメモリを食うみたいだね。体感速度も明らかに変わったので、今回の出資は成功と言えそうです。
まとめ:ヘビーユーザーにはオススメ
パソコンのフタを開けるって抵抗がある人もきっと多いと思います。でも思い切ってやってみるとファミコンのカセット感覚で挿すだけ。意外にあっさりしたものでした。メモリをたくさん使うアプリケーションを使う人や、それほど使わないアプリでも複数を同時に使う方。決して安いものではないけれど、末永く使うためにも是非一度ご検討くださいな。
今回僕が購入したメモリモジュールの購入はこちら
他のモデルも含めたiMacのメモリ交換・増設方法はこちら
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