がんばれ放送部 7 ミキサーを使おう(設定編)

2014年7月1日

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全国の全力放送部員のみなさんこんばんは、よしです。今回は昨日に引き続き、ミキサーの基本的な使い方をご紹介したいと思います。ちょっと難しいかもです。


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ゲインレベルを合わせよう

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さて、前準備としてゲインの調整を行いましょう。この規模のミキサーであれば入力端子付近に調整つまみが付いていることが多いようです。

「ん?音量調整はフェーダーを使うんじゃないの?」なんていう疑問を持っている人も多いかもしれませんが、ゲインはフェーダーに流す前にレベルを調整する「プリフェーダー」のようなものになります。そもそもマイクは機種ごとにミキサーに入ってくる音量が異なります。ゲインなしにそのままフェーダーで調整すると、同じレベルを取りたいのにフェーダーがチャンネルごとにガタガタ(バラバラ)になってしまいます。それを避けるためにゲインで事前に入ってくるレベルをざっくり合わせておくわけです。

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ミキサーによってはゲインを調整するモードを持っているものもあります。そんな機能がないものは、特定のチャネルのフェーダーを適正値(0dbとか)に合わせ、レベルメーターを見ながらゲインを調節します。声を張って(大きな声を出して)も、レベルメーターが振り切らないくらいを極めましょう。

そのほかエフェクト等も調整する

前回も紹介を省略した、各種エフェクトの説明を今回も省略します。わからんもんは分からんのです(笑)
このミキサーはイコライザーとコンプレッサーがついているので、ほどよく、分からんなりにいじります。
ただ録音用途の場合は、なにもエフェクトを掛けずに収録した後、編集でエフェクトをかけることもできます。そのへんは総合的に考えてオペレーションしてくださいな。

出力先の調整をする

ミキサーの出し先(校内放送の設備、アンプ、録音機など)のレベル調整を行いましょう。1kHzなど基準音を出す装置があればそれを再生して、出し先でレベル調整をします。録音機の場合は、録再チェックなども念入りに行なっておきましょう。

あとはMIXする

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いざ本番。 聞きやすい音を目指してミキシングしてください。ファイト!

ヘッドホンでミックスすることも可能ですが、なるべくスピーカーでハッキリ音を出して調整したほうがいいようです。

AUXバスを上手く使う

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ミキサーにはAUX出力がついたものがあります。 ミキサーでいうAUX出力とは、メインOUTとは別にMIX・出力できる系統のことです。主にプリAUXとポストAUXの2種があり、前者はフェーダーを通る前の音を取り出して調整、後者はフェーダーの後の音を取り出して調整する系統になります。

例えば、文化祭や体育祭で跳ね返りスピーカー(話し手が自分の声を聞くスピーカー)を置きたい時があります。もちろん、メインMIXを聞くのも1つの手ですが、メインMIXとは違うレベル(メインのフェーダーは下げても跳ね返りのレベルは変えたくない、など)で出したい時にAUXバスは有効です。この機種ではAUX1がプリフェーダーとして使えるので、この赤いツマミで跳ね返り専用のレベル調整が出来るわけです。

またAUXとは違いますが、MIXする人用の出力が取れるミキサーもあります。この機種だとCONTROL OUTと言います。このように、メインOUT以外の系統をフル活用して、イベントPAの質をあげていきましょう!

まとめ:ミキサーに強くなると放送部が楽しくなる

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さて、触りだけ、と言いながらマニアックな内容になってしまいましたミキサーの基礎、いかがだったでしょうか。高校1年生の時に先輩から「とりあえず、これくらい押さえておけば、校内放送やイベントは活躍できる」と教えてもらったそのままの内容になります。

ざっくりミキサーが触れると、イベントでも重宝されること間違いなしです!また、このブログの前身「よしらじ(ネットラジオやってました)」みたいなことも思いつきで出来ます。ぜひ触りまくって楽しんでくださいな。ではではー



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