広角レンズのススメ、いろんなカメラで”広角端”対決

2014年9月3日

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カメラが欲しい!みなさま、こんばんは。よしです。今回は「広角」ってどんな写真が撮れるの?っていう疑問を解決すべく、実際に写真を撮ってご紹介します。カメラを買う時も、値段や画素やズームや…と、比較ポイントはたくさんありますが「広角に撮れるか」もチェックすることをオススメします。ではさっそくいってみましょう。


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展望台からの滑走路

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改めてご説明しましょう。今回は、羽田空港第2ビルにやってきました。持ってきたカメラはiPhone5、iPad Air、RX100、NEX-5TとレンズがSELP1650(付属のもの)と、SEL1018です。同じ場所から5枚の写真を最も広く撮れる「広角端」にして撮影、画角を見比べてみたいと思います。どんな写真が撮れるでしょうか。ちなみに◯mmといった表現は35mm換算での焦点距離です。

まず1箇所目は昨年オープンしたばかりの屋内展望フロア「FLIGHT DECK TOKYO」です。ここから水平線にカメラを向けて撮影してみました。

iPhone5

写真 1

使い始めてもうすぐ2年になるiPhone5。標準搭載のカメラアプリで特に補正などもかけずに1枚。ガラス越しに撮ったのでスマホカバーが映り込んでおります。 ガラスのせいか、緑がかった1枚になってしまいました。

iPad Air

写真 5

こちらはiPad air。同じくiOSのカメラアプリで撮影してみました。条件は同じでもこちらのほうが色が自然です。iPhone5とでは画角は殆ど変わりません。

DSSC-RX100 (28mm)

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さてSONYのコンデジ、RX100です。画角は少し広くなって、左側の飛行機が写るようになりました。

NEX-5T + SELP1650 (24mm)

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次はNEX-5Tと付属のズームレンズです。RX100よりもさらに広角になって、左側の飛行機は羽の先まで、右側の飛行機も後ろ半分が入っています。

NEX-5T + SEL1018 (15mm)

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さて大本命の広角レンズ、SEL1018です。 さすが、飛行機は2機ともに加え、さらに両脇のANA機が見えてくる勢いです。雲も相まって、奥行きの感じる1枚になりました。

吹き抜けを見下ろしてみた

iPhone5

写真 2

展望デッキでの撮影も終え、降りようかと思ったら奥行きのある吹き抜けを発見。こちらでも撮ってみました。まずはiPhone5。どうやらiPhone5はミドリっぽく写る傾向があるようですね。

iPad Air

写真 6

iPhone5と画角こそ同じものの、iPad Airはホワイトバランスが合っているようです。地下階からエスカレーターで登ってくる様子もしっかり見て取れます。

DSC-RX100 (28mm)

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28mmだと左側のエスカレーターや右側のエレベータの筒まではっきり見ることができます。

NEX-5T + SELP1650 (24mm)

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24mmになるとさらに広く、ガラス際の椅子から手前の床までの撮影に成功。

NEX-5T + SEL1018 (15mm)

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15mmとなると、やはり驚きの一枚が撮影出来ました。 フロアが大きく円を描いている様子が1枚の写真に収まってしまいました。手前(下)はほぼ垂直に、上半分は正面と、すこし不思議な感覚になります。

天井からの絵

iPhone5

写真 4

最後はこちら。天井から掛け軸のように絵が飾ってあったので撮影してみました。絵まで結構距離があるのですが、残念ながら1枚に全部を収めることはできませんでした。

iPad Air

写真 8

やはりiPhone5よりも自然な色合いですが、画角はほぼ同等。ということでこちらも1枚に収めることは難しいです。全部写せたのは掛け軸7枚分でした。

DSC-RX100 (28mm)

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28mmでも全部は難しかったです。掛け軸9枚分と、やはりiPhoneやiPadより広角になるもののもう一息。

NEX-5T + SELP1650 (24mm)

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これで掛け軸11枚全部を収めることができました。

NEX-5T + SEL1018 (15mm)

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ちなみに15mm相当で撮影すると、ちょっと引きすぎて迫力に欠ける1枚となってしまいました。24mmくらいがちょうど良さそうです。

まとめ:風景や自分撮り重視なら広角を

さて、いかがだったでしょうか。風景を広く緻密に撮影できるメリット、お分かり頂けたでしょうか。広角には広角の良さがありますね。また、室内など狭いところで複数人を被写体にしたい時なども威力を発揮してくれます。

ただ、最後の例のように引きすぎると迫力が欠ける1枚となってしまうので広角だけがいいわけではありません。ということで、「カメラ欲しいなぁ」って思っているあなた、「自分がどんな写真を撮りたいか」を今一度考えてからお店に行ってみるのもいいかな。「思ったよりも引けなかった、Σ(゚д゚lll)ガーン」なんていう失敗がなければと思います。ではではー

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