楽しみ方は使い方次第?Apple TV

2014年4月16日

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みなさんこんにちは。やっと最近暖かくなってきましたなー。ところで「Apple TV」をご存知でしょうか。いくつか機能があるので一言では言い難いんですが、ネットとテレビを繋ぐ機械、といったところでしょうか。
今日はフルHD出力に対応した第3世代のApple TVを使ってみましょう。


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まずはハード紹介

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第1世代から比べると手のひらサイズにとっても小さく・軽くなった。電源内蔵でACアダプタすら必要なし。
端子は左から電源、HDMI、Micro USB、光デジタル音声、有線LAN、以上これだけ!無線LANにも対応しているので、最も簡単な接続は電源とHDMIだけで使用可能になります。

iTunes Storeを大画面で

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実際にテレビに繋いで電源を入れるとこんな画面になります。
インターネット上のコンテンツストア、「iTunes Store」で扱う映画が並びます。iTunesというとMacやPCのソフトで、コンテンツはパソコンの画面かiPhoneやiPadで楽しむ!のが普通でしたが、Apple TVがあるとテレビの大画面で楽しめるようになります。
ちなみに映画だとレンタル500円、購入2,500円、予告編は無料で見られます。もっと安いのも高いのもあります。
画質は地上波放送よりはるかに解像感があり、圧縮ノイズが少ない感じ。

数多くのオンラインサービスに対応

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iTunes storeだけでなく、様々なオンラインのコンテンツサービスに対応している。上の写真に加えHuluなど。Apple以外のサービスに対応しているのはいいことだね。例えばYoutubeもHDの高画質で再生できているっぽい。

iPhone,Macも大画面で

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さらにiPhoneなどのiOS端末とMacならAirPlayに対応しているので画面をApple TVに送ることが出来る。映像や音声コンテンツのみを切り出してテレビに表示する他に、「ミラーリング」をONにすれば同じ画面を表示することができる。

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これはMacbook airでミラーリングをONにした状態。
無線LANのエリア内なら映像・音声が無線で飛ばせるので、学校とか会社で講義やプレゼンをする時に使えそう。ちなみに僕の環境で端末との表示のタイムラグは0.2~0.3秒くらい。だからゲームには向かないね。
ちなみにWindowsだとiTunesで扱えるコンテンツに限ってApple TVに送信できるよ。

イマイチ(ご注意)ポイント

DLNAには対応せず。

最近は対応するレコーダーやテレビ、PC、ゲーム機も多いDLNA。この規格はネットワーク上で映像や音声コンテンツをやりとりするもので、リビングのレコーダーで録画した番組をキッチンのテレビで見る、なんてことを叶えてくれる。
企業戦略なんかもあるだろうから、何でも対応、っていうわけには行かないが、DLNAに対応していればさらに使い道は広がりそう。

HDMI 24p出力の対応は…

テレビ番組と違って映画の多くは24枚/秒のパラパラ漫画で作られているんだけど、どうやらApple TVは24pの出力には対応していないっぽい。ブルーレイソフトなら24pコンテンツとプレーヤー、対応テレビの組み合わせでネイティブに24pで楽しめるところを考えると…ちょいと損している気もする。

HDMI CECには非対応

HDMIでテレビに接続すれば、テレビのリモコン1つでレコーダーやゲーム機の操作ができる機会が増えてきた。メーカーが違えど一括で電源制御が出来たりするのはこのHDMI CEC規格のおかげ。メーカーごとに「ブラビアリンク」とか「ビエラリンク」とか名前を付けているがベースは同じHDMI CEC。ただ、Apple TVはこれに対応していない。キーアサインもそんなに多くないのでどうかアップデートで対応していただきたい。

まとめ:似たようなものを持っていないならオススメ

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最近はHDMI入力を備えたカーナビも市場に出回っている。AppleTVと小型の無線LANルーターを車載してしまえば、車の中でiPhoneの中の音楽を聞いたり、写真を見たりできる。しかも無線で!さらにiPhoneがネットに繋がっていれば車内で映画をレンタルして楽しむことも簡単…になるかもね。

という余談はさておき、最近は同じようなことが出来るデバイスがたくさん出回っている。ひかりTVや各ケーブルテレビ局が貸し出すSTB、PS3などのゲーム機などでもコンテンツのレンタルが簡単に出来る。気づけば、テレビ単体でも出来るものが増えているみたい。ということで、せっかく持っているデバイスで同じコンテンツが楽しめるならわざわざ買うことはないかな、と思う。
まだ持ってないぞ!という方は返却不要のレンタルビデオ屋が手に入るのでぜひ試してほしい。

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