包丁を研いで切れ味を復活させよう

2014年6月25日

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料理好きのみなさまこんばんは、よしです。今回は「包丁研ぎ」にチャレンジしてみます。無知識・初心者でもうまくいくのか、不安もありますがやってみましょう。


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今まではお手軽シャープナーを使ってました

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みなさんのなかでも活用している人は多いんでないでしょうか。簡単に使えるセラミックが仕込んであるシャープナーです。

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こんな感じで、すき間に刃を差し込んで、何度か往復させると切れ味が復活するというもの。確かにその瞬間は復活するような気もするんだけれど、あまり感動するほどに切れるようにはならないんだな。

砥ぎ石を準備しよう

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ということで、砥ぎ石を買ってきました。

今回使ったものとほぼ同等の砥ぎ石の購入はこちら

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こうやって、目の細かさが「#」で書いてあります。紙やすりみたいだな。数字が小さいほど目が荒くたくさん研げます。数字が大きくなると目が細かくなります。

ネットで調べると、#数百~は「荒砥石」といって刃こぼれを無くす用途、#1000は「中砥石」といって切れ味を整えるものだそうです。さらに#4000の「仕上砥石」とか細かいもので切れ味を極めることもできるそうですが、今回は#300と#1000がくっついたものを買ってきました。裏表で使えます。

まずは湿らそう

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砥石は乾いたままでは使えないらしい。砥石の粒子を水に溶かして包丁を研ぐらしく、まずは砥石にタップリの水を含ませたほうがいいそうだ。

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20~30分も置いておけばいい。

研ぐ前の包丁をご紹介

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さて、浸水させている間に、今回実験台になっていただく切れ味を復活させる包丁がこちら。7年以上前に両親から貰った時は、驚くような切れ味だったことは今でもよく覚えている。

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その後、お手軽シャープナーでその場限りの復活はさせていたものの、7年の年月でこんな感じに。全体的にサビサビになっていたり…

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先の方は刃がこぼれてしまっている。今回はこれをなんとかしたいと思います!

では研いでみよう!

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たっぷり水を含んだところで、砥石を滑らない安定した台の上に起きます。まずは目の粗い#300側を上にします。

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刃を手前(自分の方)へ向けて、砥石の面に刃をそわせます。

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包丁の峰は数mm浮かせて、刃だけが砥石にあたっている状態にします。

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あとは包丁の金属部分を両手で持ち、この体勢をキープしたままリズム良く包丁を手前へ奥へスライドさせます。「シャッ、シャッ」って感じで研いでる実感を味わって下さい。もし研いでいる途中に砥石の表面が乾いてきたように思えば、手を湿らせてしずくを落とせばOK。

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しばらく続けると黒い水(砥汁)が出てくるけれど洗い流してはダメ。この砥汁が包丁を研いでくれているらしいのだ。

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ラストに包丁をひっくり返して(刃を奥にして)、全体を数回ずつ研いで完了。刃の両側を均等に研ぐのかと思いきや、意外にも片面だけ研いで、もう片方はバリを取る程度でした。

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ここでキレイに砥汁を洗い流しましょう。#300の砥汁が残っているとダメだからね。

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#1000の面でも同様に研ぎます。目が細かくなるほどに研いでいる感覚がない(なめらかな表面を撫でているだけ)けれど、根気強く続けます。

はたして結果は?

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さて、時間にして十数分格闘の後、できあがりました。刃先が白く光っている時点で見た目がかなり違います。

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なんということでしょう。サビサビだった刃先のサビはバッチリなくなりました。刃こぼれしていた先の方もかなり浅い溝になりました。このペースなら改めて研いでやれば、刃こぼれは完全になくなるでしょう!

まとめ:日頃からやっておけばよかったと反省

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研いだ包丁でパンを切ってみたらなんともあっさり、さくっと切れた!切れ味も格段に良くなりました。

この切れ味が取り戻せるなら、7年間も放置しとかずに早いとこ挑戦しておくべきだったと反省しました。。「切れ味の悪い包丁のほうが、切れ味の良い包丁よりも怪我をしやすい」って聞いたことあるんだけど、分かる気がします。初めての人でも落ち着いてやればOKです。みなさんもだまされたと思って、是非一度チャレンジしてみてくださいな。ではではー

今回使ったものとほぼ同等の砥ぎ石の購入はこちら



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