Arduinoで有機ELキャラクタディスプレイを使おう
全国の電子工作好きなみなさま、こんばんは。よしです。今回は久しぶりに電子工作ネタをご紹介しましょう。以前ご紹介したarduinoに写真のようなキャラクターディスプレイを接続して、情報を表示する実験をしてみました。
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初心者でも使えるマイコン、Arduino
昨年10月頃に記事にしていました、Arduino(アルディーノ)シリーズ。すっかり更新していなかったので、ここで再びいじってみようと思います。
ちなみにArduinoとは、簡単なプログラムでセンサなど入力・処理・出力ができる小さなコンピューターのこと。3,000円弱で手に入れられるお手軽さも魅力の1つです。
4ヶ月間、寝室の間接照明として毎日仕事してくれていました。寝室のシーリングを消すと、自動で点灯し調光しながらゆるやかに消灯します。突貫工事で作ったものの、なかなか使えるヤツで、バージョンアップしないまま時間が経ってしまったというわけ。
I2C接続できる有機EL キャラクタディスプレイ
今回はこのキャラクタディスプレイをご紹介します。20文字×2行の表示が可能な有機EL(OLED)パネル SO2002AWYB-UC-WB-U になります。毎度おなじみ秋月電子通商で1つ1,680円でした。
液晶タイプのものはこれより安く手に入りますが、液晶とOLEDを比較すると、
- 自発光なのでバックライトが不要
- 自発光なので無表示で完全に真っ黒になる
- 絶妙なコントラスト調整が不要
- 応答速度が早い(残像が少ない)
ことが挙げられます。さらに、このモデルは明るさ(コントラスト)調整などがプログラムで行えることもオススメです。
寝室で使うとき、無駄に明るくならないのでいい買い物でした。
サンプルコードを参考に、光センサー(CDS)の数値をバー表示するスケッチを書いてみました。部屋の照明やセンサに手をかざすと、瞬時に表示が変化します。遅延なども気になりません。
ネット上に、たくさんのサンプルコードや有志の方のライブラリが公開されているのでそれほど難しくありませんでした。
また、一般的なパラレル接続がarduinoのポートを8つもしくは4つ消費するのに対し、I2C接続に対応しているので2つのポートだけで済みます。数少ないポートを潰さないのもおすすめポイントです。プルアップ抵抗さえ繋いでおけば接続自体はあっさりしています。
ちなみに光センサ(CDS)はこんなのです。1つ20~30円で買えます。光の強さで抵抗値が変わるので、Arduinoのアナログポートに繋いで使います。プルアップ抵抗をお忘れなく。
まとめ:これからも進化させていきます
自動点灯する間接照明だけなら必要ないように見えますが、将来、時計機能や自動でエアコンをON/OFFする機能を考えています。そのためにはディスプレイがあったほうが便利なんだな。今後もバージョンアップする毎にブログで報告していきますんでお楽しみに!ではではー
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